ムケ総長
今回は、自炊歴10年超の自分が思う「料理に向いている男性」を紹介していきたいと思います。
結論から言うと、以下のような方です!
- 特徴①:食べ方にこだわりがある男性
- 特徴②:色々混ぜて食べるのが好きな男性
- 特徴③:理系脳の男性
- 特徴④:倹約家の男性
- 特徴⑤:ご飯を食べることが大好きな男性
- 特徴⑥:面倒くさがりな男性
これらの特徴に当てはまった男性は、ぜひ料理に挑戦してみることをお勧めします!
特に当てはまらなかった方については、目次から「どれにも当てはまらなかった方へ」に飛んでみてください。
そちらに僕なりの考えをまとめています。
つまり、どんな方にとっても得られるものがあると思います!
ムケ総長
目次
男性の料理が求められる理由
本編に入る前に、なぜ男性の料理が求められているかを簡単に説明させて下さい。
その理由としては、次のようなものが挙げられます。
- 女性の社会進出が広まったから
- 料理は家事の中で最も時間を割かれるから
- 女性には特有の体調不良があるから
現代では「男性が外で仕事をし、女性が家事をする」というモデルはもはや崩壊しています。
すなわち、旧来の「台所に立つのは女性だけ」という考え方だけで押し通すには無理がある時代になっています。
そのため男性も家事に従事し、更に最も手間のかかる料理を覚えれば、家庭のゆとりが飛躍的に大きくなります。
家庭のゆとりは安定した仕事に繋がるため、好循環が生まれます。
ムケ総長
男性が料理をするべき理由と始める際の注意点については、別記事で詳しく解説しています。
また、男性が家事をするべき5つの理由という記事も書いています。
そちらも参考にして下さい。


料理に向いている男性の特徴とその理由
では本編に入りましょう。
ムケ総長
- 特徴①:食べ方にこだわりがある男性
- 特徴②:色々混ぜて食べるのが好きな男性
- 特徴③:理系脳の男性
- 特徴④:倹約家の男性
- 特徴⑤:ご飯を食べることが大好きな男性
- 特徴⑥:面倒くさがりな男性
それぞれについて、理由を説明しますね。
皆さんの周りにいませんか?やたらと食べ方にこだわりがある人。
- 焼き鳥は部位によってタレか塩かが決まってる
- ラーメンはバリカタ、ハリガネ以外認めない
- 天ぷら蕎麦の天ぷらは別添えにしてカリカリを楽しみたい
- 酢豚のパイナップルはアリ派・ナシ派
他にも挙げれば無限に出てくると思います。
これ、たまに見かける「こだわりの強い料理店」とそっくりじゃないですか?
実は食べ方に流儀のある人は、元々の気質が料理人向きなんです。
料理に関していえば、「鍋奉行」は褒め言葉です。
食べ方のこだわりは、言い換えれば食への飽くなき愛情です。
自分の一食を疎かにせず、信念に従って情熱を注いでいるのです。
そんな人が包丁を握れば、想いのこもった料理を作らないわけがありません。
中途半端な料理は他の誰でもない自分が許さないのですから。
もちろん家庭料理に関していえば、時間と手間をかけすぎるのは正直デメリットではあります。
女性からすると

そんな時間かけるんなら自分でやった方がまし…
となること請け合いでしょう。
この辺りは、
- 休日専門で存分に時間をかけてもらう
- 一緒に厨房に立たない
- 相手のこだわりには一切口出ししない
といった工夫が必要かもしれません。
ですが、料理を担ってくれる男性は何より貴重な人材ですので、ぜひこだわりの強い方は挑戦してみて下さいね。
小さい頃、複数の品目を混ぜたがる男の子、いませんでしたか?
パンをスープに入れてぐちゃぐちゃにして食べる子とか、カレーにオムレツを乗せる子とか。
大人になっても変わらない男性もいるでしょう。
僕は子供の頃から、納豆と卵とキムチとマヨネーズを白ご飯にかけて食べるのが何より好きです。
家族に白い目で見られてきましたが、おいしんですもん。仕方ない。
料理人は、日々「食材×食材」の組み合わせを研究しています。
そこに興味関心がなければ、新しいイノベーションは生まれません。
その点、何でも混ぜたがり君は天賦の才を与えられています。
混ぜることに関して他の追随を許しません。
料理人も羨む素質の持ち主です。
この特徴を持つ男性は、料理を楽しめるに違いありません。
趣味の一つになると断言できます。
三つ子の魂百までですからね。
ずっと混ぜたがる子は、ずっと料理が好きでいられますよ。
料理は化学、とよく言われます。京大理系卒の僕も完全同意です。
- メイラード反応によっておいしく焼けるお肉
- 浸透圧を利用したお漬物
- 乳化を利用したフレンチのソース
このように、化学反応を利用した調理技法は数多く存在します。
実際、調理師免許を取得する際に学ぶ学問の中で「調理理論」というものがありますが、これは化学そのものです。
理系脳というくくりは曖昧ですが、化学の考え方を苦にしない方は、料理を楽しめると思っています。
ただレシピに沿って調理するのと、化学的な観点から納得しながら調理するのとでは、再現性や上達速度にも差ができます。
もちろんこれは文系の方は料理が上達しない、と言っているわけではありません。
化学の知識と調理のイロハが結びついたとき、とても好奇心をくすぐられるので、単に面白いですよと言いたいだけです。
面白いと感じれば自然にモチベーションが上がり、他の調理法も調べたくなります。
温度や熱伝導についての理解度が高くなると、火加減を間違えることも無くなります。
つまりは、理系脳であるということは料理を好きになったり上手くなったりする一つの要因になり得るのです。
倹約家の方の多くは、節約が手段でなく目的になるタイミングがあります。
最初はお金を貯めるために始めた節約だったのに、節約それ自体が楽しくなる、というパターンです。
こういった方は、自炊による節約も楽しめます。
食費を抑えられることが快感に変わるんですね。
「節約と言えば自炊」といっても過言ではないので、倹約家の方なら既に自炊をされているとは思いますが、一応挙げておきました。
節約料理は費用を抑えるだけでなく、SNS等で上手く発信できれば収益を得ることも可能です。
ムケ総長
これは言わずもがなですよね。
料理が好きな人で「食べることが嫌いな人」は、ほぼほぼいないんじゃないですかね。
逆に、食に興味がない人が料理を強制されると、かなりストレスを感じるそうですね。
これは偏見かもしれませんが、ぽっちゃりした方が作る料理って絶対美味しい気がしませんか?
食べることが好きな人なんだな、というのが一目で分かりますもんね。
そういった方は舌が肥えている確率も高いです。(ムケ調べ)
今まで食べる専門だった方が作る側に回れば、きっとおいしい料理を作れます。
食べることが大好きな男性は、自信をもって料理を始めてみて下さい!
意外かもしれませんが、面倒くさがりの人は料理に向いています。
ずぼらな人ほど効率化を追求し、作業がどんどん楽になるからです。
といっても生粋の面倒くさがりだと、そもそも買い物に行かないし、調理器具を揃えないし、台所に立たないですよね。
ですのでこの特徴は他の5つと少し毛色が違います。
威力を発揮するのは、若干軌道に乗ってからになると言っていいでしょう。
僕自身も、自炊歴は長いですがかなりの面倒くさがりです。
お腹が空いたとき、ご飯のためだけに外に出るなんて億劫すぎて不可能です。
そのため、缶詰や乾麺のような保存食のストックは切らしません。
もちろん本当に何もしたくないときはカップ麺とか食べます。
毎日食べていると飽きますけど、自炊メシの日々の中でたまに食べるカップ麺、ごっついうまいですからね~
面倒くさがりな人は、洗い物が少なくなる方法を常に考えています。
レシピは簡単なものだけしか選びませんし、更に工程も端折ります。
キッチンも動線を最適化して、ほぼ動かずに調理ができるようにします。
こうして料理に対して無意識に感じているハードルを、どんどん下げていけるのが面倒くさがりさんの特権です。
また完璧主義の方は、比較的苦戦しやすいイメージがあります。

絶対に完璧にレシピ通りに作らなければ…!
という感覚がストレスとなり、結果的にモチベーションを下げてしまうんですよね。
この点でも、ずぼらなくらいが料理に向いていると思います。
どれにも当てはまらなかった方へ
さて、特徴を6つ挙げましたが、どれにも当てはまらなかった!という方もいらっしゃるでしょう。

食べることも混ぜることも興味ないし、こだわりもないし、ケチじゃないし文系脳だし几帳面ですわ
そういった方に朗報です!
そういった方は、無理に料理をしなくて大丈夫です!
よく言われるように、自炊には次のようなメリットがあります。
- 必要な栄養素をバランスよく採れる
- 食費を大きく削減できる
- 子供がいる場合、食育になる
これらのメリットを得るために自炊をするわけですが、もちろんデメリットもあります。
- 時間や手間がかかる
- 慣れなければ食材を捨てることになる
- 工夫しなければ節約にならない
僕個人としては、料理が苦ではない人にとってはメリットの方が大きいと考えています。
一方、料理に全く興味がない、向かない人にとっては、強制されてもストレスの方が大きくなり、結果的にデメリットの方が大きくなるとも思っています。
料理に向かない人は、料理をすることで得られるメリットを、他の工夫でカバーすればいいだけですよね。
例えば以下のような対応策が考えられます。
- バランスに注意した食事を心がける
- 自炊にかかる時間を労働に充て、収益を得る
- 食育の観点では、子供と料理教室に通ってみる
料理ができれば人生はより豊かなものになると思っていますが、その分犠牲にしているものもあります。
また、料理以外にも人生を豊かにするものはいくらでもあります。
何にでも向き不向きはあるので、自分には向いていないな、と思う方は得意分野を伸ばしていきましょうね。
まとめ
以上のように、料理に向いている男性の特徴6つと、その理由について解説しました。
改めてまとめておきますね。
- 特徴①:食べ方にこだわりがある男性
- 特徴②:色々混ぜて食べるのが好きな男性
- 特徴③:理系脳の男性
- 特徴④:倹約家の男性
- 特徴⑤:ご飯を食べることが大好きな男性
- 特徴⑥:面倒くさがりな男性
- 理由①:そもそも料理人の素質があるから
- 理由②:食への造詣が深いから
- 理由③:料理は化学だから
- 理由④:節約料理を苦にせず楽しめるから
- 理由⑤:食を愛しているから
- 理由⑥:作業効率を追求するから
また、このどれにも当てはまらない方は、無理して料理をする必要がない、ということもお伝えしました。
参考になれば幸いです。
ではまた!

